ARS新宿カイロプラクティックセンター 高田馬場店Top» ブログ > 免疫機構とワクチン接種2
2018年11月28日
これに対し、第2の防御として獲得免疫があります。
これは主にリンパ球が担当する液性免疫と
特殊な免疫細胞による細胞性免疫があります。
自然免疫で破壊した異物の遺伝子をもとに、
この2つの免疫機構は協力しあい、
自然免疫で逃れた抗原の排除と
以降2度目の抗原の侵入に対処します。
液性免疫は抗体と作り出し血液内に分泌されます。
抗体は抗原の遺伝子を記憶している為、
体内にある抗原を発見しだい排除し無毒化します。
この抗体は主にタンパク質で出来ています。
獲得免疫の特徴は免疫記憶細胞として永く
体内に記憶をさせていることです。
一度細菌に感染した後、
再度この抗原に出会うと急速かつ活発にに免疫応答をします。
ワクチンはこの生理作用を利用したもので、
無毒化して培養した抗原の遺伝子を体内に入れることにより
体内で抗体を先に作っておき、
来る流行シーズンに向けて防御体制を作っておく訳です。
重篤化させない為の
リスクヘッジのひとつとして捕らえると良いのではないでしょうか。
ARS高田馬場店
日時:2018年11月28日 10:41 | パーマリンク
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